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HEY! 入道です。

最近思うこと・・・

いろいろ有り過ぎて書けないね

ただ何となく虚しく感じたりする事が多い英雄オンライン・・・



近況報告としては

現在Lvは76

黒斧合成は10連敗

以上でござる。

ん~ 何も無いから最近拾ったお面を紹介

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まあまあ使えるよ。


後は知り合いのSSを

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岳陽の洞窟に居るLv99のMOBね

以前誰かのブログで真珠書を拾ったとかで、彼も果敢に挑戦したらしい

そして・・・

長い死闘の末 

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うぉりゃー!!!


ドロップは?

(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?

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だっふんだ!

 


 


第10話

『幸福(上)』

入道は彼女一人を天龍城へ行かせてしまった事に、後悔していた。

「やはりワシが行くべきだった・・・」

別れ際に感じた不安が気掛かりでならない。

とてもジッとしていられないのだろう、立ち上がっては座り また立ち上がってはウロウロと部屋の中を歩き回り ブツブツと何かを呟いている。 そして大きく深い溜め息をついた。

城の重要人物 秘峯医仙の婚約者を連れ出した事で、城を大混乱させたうえ彼を自殺に追い込んでしまったのだ・・・

徐寧の気持ちを察しなければと思い、ワシは一人で出て行った徐寧を止めなかったが・・・

それが違う事に あの時何故気付けなかったのか?

今回の事で 当然入道は重い処罰を受けるのは明白。

それをかばう為に彼女は一人で出て行ったのだ、しかし医仙がこうなった今、彼女もまた重い処罰を受けるのは間違いない、きっともう戻れない事を覚悟で出て行ったのだろう。

「今ならまだ間に合う!」

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愛する女性を守りたい!その思いだけが入道を天龍城へ向かわせた。





丁度その頃、徐寧を背負った医仙が城に戻っていた。

人々は目を丸くして驚き、黄将軍は安堵の溜め息をもらした。

しかし背負っている徐寧の姿を見て大声で怒鳴る。

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「いったい何があったのじゃ!!!」

徐寧は出血が酷く全身の骨もおれているようで、既に意識は無く虫の息だった。

「今は話している暇は無い!とにかく とにかく一刻を争うんだ」

医仙はそう答えると、徐寧と共に治療室へ消えていってしまう。

どれほどの刻が経っただろうか・・・治療室から医仙が姿を現した。

彼の酷く疲れた様子から、治療は困難を極めた事が伺える。

「じょ 徐寧は!」

皆が次々と声を出すと、医仙はまあ待てと言わんばかりに手を前に出し そしてゆっくりと口を開いた。

「今やれる事は全てやった、後は彼女が回復して意識が戻るのを待つしかない」

実際このまま意識が戻らず 帰らぬ人となる事も十分考えられる状態であった。

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「そろそろ何があったのか話してくれんか?」

黄将軍も疲れているのだろう、すっかりやつれてしまったようだ。

「そうですね、ではお話し致しましょう」

医仙は淡々と話し始めた。

「私は徐寧が入道と居なくなってしまった事で 自分を見失っていました。
 
 皆にも随分と迷惑掛けたが、酒を飲んでは暴れる毎日に 自分自身が許せなくなったんです。

 そして、自ら命を断とうと考え 私の最後に相応しい場所は無いかと歩き回っていました。

 丁度新寧の森を歩いていた時でした、大きなドスンという音と共に女性の悲鳴が聞こえ  近づいてみると・・・

 何かに襲われたのか、徐寧とその横に入道の獅子が倒れていました」

「にゅ 入道はそこに居なかったのか!!!」

黄将軍が口を挟んだ。

「はい・・・ すぐさま辺りを確認しましたが・・・ 誰の姿もありませんでした。

 徐寧の状態を確認した所、天龍城へ戻らなければ手の施しようが無かったので・・・ 私は戻ってきた訳です」

「きっと私の噂を聞いて駆けつけてくれたのでしょうが・・・・・・」

ここまで話すと急に医仙は涙を流した。

「何でこんな事に・・・ 入道が 入道さえ一緒にいてくれれば・・・ こんな事には・・・」

うずくまって涙を流す医仙を皆が哀れんだ。

しかし誰一人として医仙がニヤリと笑った事に気付く者は居なかった。





「思い返せば幸せな人生だったのかもしれん」

入道は城門の前で立ち止まっていた。

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全てはここから始まったのだな・・・ 黄将軍から武術を学んだのも、守衛隊長と稽古に励んだのも、医仙と知り合い友になったのもここであった。

そして華麗愁・徐寧の二人の女性と出合ったのも天龍城からだ。

「さあ! 行こう!」 

入道が城門へ向かって歩き出すとすぐに守衛達が取り囲んだ。

「がたがた騒ぐな! ワシは逃げも隠れもせんよ」

「違う! お前 徐寧が!!!」

しかしそこまで言いかけた時、李釈林が三道を制した。

「三道!余計な事は言うんじゃない! しかし まさかお前を捕らえる事になるとはな・・・」

「徐寧に何かあったのか!!!」

「罪人に何を話せと・・・ オイッ! 入道を牢へ連れて行け!」





「うっ うっ・・・」

「ここは・・・? 私・・・?」

「誰か! 誰か居ないの! うっ・・・」

「あああ 徐寧ちゃん! 意識が戻ったのね!」

徐寧の看病を任されていた小恵が嬉しそうに微笑んでいる。

「あっ・・・ 小恵ちゃん 私・・・ 徐寧・・・?」

「私に何があったの・・・」

「えっ あっ 徐寧ちゃん まだ無理して話したらダメだよ」

小恵は今までの出来事を徐寧に話した。

「そう・・・ だったの・・・」

少し徐寧は暗い表情を見せた後、小恵に紙と筆を持ってくるように頼んだ。

そして何とか動く右手で二つの手紙を書き始めると小恵に言った。

「一つは黄将軍にそしてもう一つは入道に届けて欲しいの」

「入道は平武にいるはずだから・・・」

「あ あと 私が目を覚ました事は黄将軍の他には言わないで」

小恵は医仙に言わなくていいのかなあと思ったが、徐寧が驚かせようとしているのだろうと考え何も言わない事にした。


第10話 完

次回 『幸福(下)』





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無題
相変わらずケチな馬だの~。。。

気づけば10話ww火サスになってきたw
ジョージ 2007/11/15(Thu)01:13:21 編集
無題
最近入道様なんか元気ないのね~><
大丈夫ですかぁ?悩み事なら山崎・・・ぢゃなくて茉莉花でよければ聞きますよw^^
聞くだけでよい返答はできないかもしれませんが><

お話の続きだぁ~!!楽しみにまってたのぉ♪♪♪
でも、ちょっと悲しい展開になってきて泣きそうだったのだ(ノ_・、)
最後は入道様と徐寧ちゃんが幸せになりますように・・・( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪


茉莉花の蝶 2007/11/16(Fri)12:21:05 編集
無題
失礼します。お面下さいw

いやいい面ですねw
文頭の挨拶すきですw
marony 2007/11/16(Fri)15:02:22 編集
無題
ウホッいいお面・・・。
北(ry 2007/11/16(Fri)17:20:49 編集
無題
ジョージ 

運営がケチだからしょうがない・・・
てか 最近何も拾えんよ・・・


茉莉花山P

あたしゃ元気だよ!!!
ただね金陽がどうとか・・・人間臭いのもオンラインならではなんだけど・・・
それで面白いのか?って思うこの頃・・・

話しの展開は幸せに終わればいいね^^


maronyさん

初めまして・・・でしたよね? 自信ない><
最近忘れっぽくて^^ 年か癌かな?

コメントありがとうございます。


北さん

昔の皆さんのブログをみると やはりドロ率さがってるのかな?
もっともっとレアなOPが欲しいよー
入道 2007/11/16(Fri)18:28:21 編集
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