育成めんどいね

オッス　オラ入道！・・・・・・


サムイ挨拶はこの辺にして、先日の台風の影響はどうでしたか？

結構酷い地域もあったようで・・・

英雄やってる場合じゃない人もいるのかな？

東京でも信号が倒れたりしてたみたい。




さて最近の入道は、谷で狩りするも相棒の熊が天国へ逝きっ放しで・・・

結局ガビへ戻りましたよ。

後は平武で放置・・・

な訳で　特に変化なし！　ネタ無し！　SS無し！

とりあえず赤箱から出る青い箱の結果報告でも。

1個目　黒（男）

2個目　ヒコ（男）

3個目　黒（女）

4個目　ヒコ（女）

5個目　ヒコ（女）

6個目　ヒコ（女）

7個目　伍龍（男）

8個目　伍龍（男）

どうなんだ？　良い方なのか？　

開けてる人がいたら教えてください。

と寂しい日記になってしまいましたが・・・　




でもでも　嬉しい新メンバーが加入致しました。

『茉莉花の蝶』さんがロマンポルノの一員となりました。

結構INしてくれてますので、仲良くして下さい。



次の更新までにはLv上がった～　って報告くらいしたいなあと思ってます。

 

 

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第8話

『罠』


次の日二人は、新寧の浜辺で過去の出来事を話していた。

入道はあの事故の事、徐寧は過去の記憶について。

しかし話せば話す程、深まる疑問と不安・・・・・・

そのうち二人は話すのをやめて黙ってしまう。


・・・・・・


・・・・・・


どれだけ沈黙が続いただろうか？　

徐寧が砂浜に何かを書いている。

入道がそれを見て声を掛けた。


「何を書いているんじゃ？」


「え！　フフッ　ないしょ」


「何！　見せなさい！」


「いやだよ～」



「あっ　波が」


ザザザザーッ



「消えちゃったね」



徐寧は立ち上がり、入道を見るとニコリと微笑んで、こう言った。

「入道！　大好きだよ」


さらに海に向かって大きな声で叫ぶ


「私、華麗愁さんには負けないよ～」


徐寧は頬を赤く染めて恥ずかしそうにしていたが、満足気な表情を見せた。

西日に照らされた彼女はとても美しく、そして彼女の言葉はとても愛おしく、入道に響いた。


「入道！　私はアンタの前から居なくなったりしないからね～」


そう言うとクルッと後ろを向いて、波打ち際を跳ねるように走り回っている。

入道も立ち上がって彼女の所へ走って行く。



途中声にこそ出さなかったが、海に向かって呟いた。　一言だけ・・・



「華麗愁、今までありがとな」





徐寧の居なくなった事に医仙が気が付いたのは、彼女が出て行った翌日の夜だった。

守衛達が慌てて捜索を開始したが、何処を探しても見つからない。

もちろん捜索の手は入道の家にも及び、二人が一緒に消えた事は明らかとされた。

その事を知った医仙は、激怒して四六時中酒を煽っては暴れる始末、チンピラの様な格好で城内をうろつき、気に入らない事があれば喧嘩をする毎日だった。




始めは哀れに思っていた人達も、徐々に彼を恐れ避けるようになっていく。



その噂は、遠く離れた平武に隠れ住んだ入道と徐寧の元にも届いていた。


「一度、様子だけでも見に行かねばならんなあ」

入道はそう呟いた。



そこへ買い物に行っていた徐寧が、慌てて戻ってくる。


「入道！」


「どうした青い顔をして・・・」


「医仙が・・・」


「医仙がどうした？」


「医仙が自殺したって・・・」


「なっ　何だとー」




第8話　完

次回　『絶望』