毎日お疲れ様です。入道です。
大型アップデートが7月26日にあるようです。
掲示板にオトコスキーさんが、わかりやすく書いてくれました。
ありがとうございます。
一つだけ不安が・・・
たった1日で終わるのかなあ・・・ また不具合一杯じゃないだろうなあ・・・
3日掛けてもいいから、ちゃんとテストしてから開放して欲しいなと思っています。
この日記って 最近気付いたんだが、日記じゃないよねっ！
まあ もっと書いての言葉も頂いたのでｗ スタイルは変えずに更新します。
毎日は難しいけどっ！
では今日は、少しだけ。
第一話
『再開？』
血生臭い戦いの日々。
疲れているのかのう。
最近は過去を振り返る事が多い・・・
こんなワシにも生涯を共に生きると誓った女性が居たんじゃよ。
それはそれは可愛い女性だった。
（回想・・・）
名前は『花麗愁』
まだワシが修行中の頃の事じゃ。
久々の休みに何処かへ出掛けようと、二人してはしゃいでいたんじゃ。
彼女は内江へ行きたいと言っておった。
「あんな所つまらんよ。」
「でも行ってみたいの、船に乗ってえ、そうだっ、お弁当作るね。」
誰もが人も羨む仲と、町でも有名なカップルじゃったよ。
当日は、良く晴れた朝だった。
「おはよう！」
「早速出発っー！」
この時はこの先の悲劇に、気付く訳が無い程の天気だった。
まもなく新寧の船着場に到着した。ここまでは良かったんじゃが。
船を出して暫くすると急に雲行きが怪しくなり始めた。
「こりゃあ急いで内江へ行かないと、一雨降るなあ。」
「そうだねえ。」
あの時、戻っていれば・・・
「おいっ！ しっかり掴まってろ！」
「うん！」
嵐は急にやって来た。 そして・・・
「うわーっ！」 「キャーっつ」
二人の乗る船は大きい波にのまれ木っ端微塵に・・・
「花麗愁ーーー！」
ワシは彼女を探しながら泳いだ。 だが・・・
気付いた時は、新寧の岸辺に流されておったよ。
それからは、毎日彼女を探す日々が続いた。
あれから10年・・・
結局 彼女は戻ってこんかった。
（回想終わり）
すまんのう、こんな話しに付きあわせて。
なあに、でもワシは信じておるんじゃ、何処かで彼女が幸せに笑っているのを。
しかし、黄将軍もわざわざ長沙へ呼び出すとは、何か大事かのう。
「思ったより早く着いてしまったな、荷物も一杯じゃし倉庫を少し片付けるかのう。」
「ワシの倉庫を開けて・・・・」
「まさか！ 花麗愁！」
「ん？ どうされました？
お名前を教えて頂ければ、倉庫へご案内致しますよ。」
「何っ？ ワシがワカランのかっ！」
「いやっ私は除寧と言います。」
「オイ？ 何かあったのか？」
「なんだ！入道じゃないか。おお久しぶりだなあ。」
この男はワシの古くからの友人じゃ。
天龍城では敏腕の医者じゃよ。
昔は『花麗愁』を取り合った事もあったライバルじゃッたが・・・
ワシとは違って随分偉くなったもんじゃ。
「お前！ そこに花麗愁がおるのは、知っておったのか？」
「？？？」
「おお この娘の事か、私も初めて会った時はびっくりしたよ。」
「名は『徐寧』といって、私の婚約者だよ。」
「そんな馬鹿な、ワシが花麗愁の顔を見間違えるわけないわーっ！」
「入道・・・ 気持ちはわかるが・・・ もう彼女は死んだんだよ・・・」
「今日は私達の婚約発表会を行うんだ。黄将軍からも連絡があっただろう？」
「まあ ゆっくりしていけ。」
「徐寧そろそろ準備をしておけよ。」
信じられない・・・
あそこまでそっくりな人間が居るなんて。
・・・・・・
そして 婚約発表会は始まった・・・
第1話 完
次回 『裏切り』