いよいよ経験値UPが終わってしまう・・・
とマイナスの方に考えてしまいがちの入道です。
まあアップデートでいくらゲームが進化しても・・・ 運営が気持ちを入れ替えないと、またすぐに不平不満が掲示板に書き込まれてしまうのでしょうが・・・
期待しましょうｗ 頑張れMgame
最近は入道でインしていなかったので、変化は無いですが、シカ斧を+5にするべく挑戦してみた。
SS撮ったけど失敗を貼ってもしょうがないので貼りません
今じゃレア安くなったし鱗は+6から使う事にしてます。 大事なもの意外はｗ
今日は団主退治で良OP面 拾うぞー！
エムジーさんとのツーショット
少し長くなりますが 第四話 行きます＾＾
第四話
『裏切り（下）』
その夜・・・ 入道は遅くまで旅の準備を整えていた。
袋に二人分の食料や薬をつめていく。
あらかた片付いた所で入道の物にしては、とても小さい鎧を持ち出すと、その埃を被った鎧を丹精に磨き始めた。
きっと眠れなかったのだろう・・・夜明けまで、何度も何度も磨き続けた。
花麗愁の鎧を・・・
徐寧も入道と同じように眠っていなかった。
秘峯医仙以外の男性と二人きりで、外出する事など初めての事だったし、何よりも彼女は金川へ行く理由があった。その事を考えると眠る事など出来ないのだ。
入道が城門に着くと、徐寧はすでに待っていた。
何やら派手な格好で・・・・・・
「あいつはこれから何処へ行くか理解しておるのかのう・・・」
「入道様！ その人
」
「えっ
」
「すまんすまん寝不足でな・・・
見間違えたわ
」
「だ 大丈夫？」
「そうじゃそうじゃ この鎧を着けてみてくれ」
鎧は徐寧の体にピタリとはまった。（これがシンデレラならハッピーエンドの舞踏会だが、この物語はそうはいかない）
「金川は危険じゃ少し重いがじきに慣れる」
「とりあえずワシから離れず着いてまいれ」
「うん
」
金川までの旅は順風満帆だった。怪物も猛獣も今の入道の相手ではなかった。
二人はまもなく金川に着いた。
「さあ一度、昼飯にしてそれから狩りに出掛けよう」
「・・・・・・ ん？ ああ はい
」
おかしな様子を見せる徐寧に、入道は気付かなかった。徐寧とのデートに浮かれていたからだ。
早々に食事をすましアクセを拾うべく狩りにでるが、一向に落ちる気配が無い
「日が暮れる前にここを離れればならん・・・ 徐寧の為に何とか拾えんかのう」
入道がそんな事を考えていると・・・
「ぐふっ
」
「ちょっと大丈夫？」
（だから危険と言ったんじゃよ
）
結局暗くなるまで狩り続けたが、アクセを拾う事は出来なかった。
「そろそろ帰らんといかんな」
「徐寧 申し訳ないが今日は戻ろう」
徐寧はあまり気にしている様子はなかった。
二人が新寧に着くと、前が見えぬ程の大雨に襲われた。
雨を防げる所を入道が探し、空家を見つける。
ん？？？
「しょうがない今日は、あそこで雨が止むのを待つしかなかろう」
徐寧は小さくうなづく
中に入ると、寝不足と疲れから二人はすぐに眠ってしまう
結局、雨は夜明けまで続いた
よほど疲れていたのか、二人が目覚めたのは次の日の昼頃だった。
「おお いかん！ 秘峯医仙が心配しておろう 急いで帰らねば」
その時、徐寧の顔が怯えているように見えた。
秘峯医仙に事情を話すと、心配から開放されたのであろう笑顔を見せた
「そうかそうか心配したぞ、徐寧の気持ちはありがたいが危険な所には行かないでおくれ」
そう言うと入道の方を向く
「お前が一緒だったのなら余計な心配だったな」
秘峯医仙は怒る様子もなく笑顔で言った。
「入道様 ありがとう」
「結果は残念だったが気持ちは伝わったようじゃな、仲良くせいよ」
入道はそう言い残し家へ帰っていった。
・・・・・・
入道の姿が見えなくなると 先程の笑顔が一切消え、鬼の形相で秘峯医仙が口を開く
「徐寧 あれほど金川へ行くなと言ったではないか」
「しかも入道と行くとは・・・どうしても行くのであれば私に言え」
そう言って徐寧を平手打ちにした。
「しばらく城を出る事は許さんからな」
その場で崩れ落ち泣く徐寧を置いて、秘峯医仙は去っていった
第四話 完
次回『本当の訳』