よくあることですが

本日は、シカ刀を拾ったので分解に・・・

な～んも考えず分解しちゃったけど、とっとけば良かったかな～？

まあいいや　ポジティブにポジティブに＾＾



結果は



あっ　箱出た！

中身は？



いらね～！

書が倉庫に残ってたのでシカ刀合成は失敗に終わり。

残った７つの石を曲のおっさんに持ってた・・・

1個だけ成功したよ！　SSいらんと思って撮ってない＾＾




最近ガビのヒゲは、以前にましてケチになっちまったようで・・・



ケチーッって言って走って逃げてたら・・・


裏の世界に飛ばされた・・・

もう戻れないかもしれない

Lｖ69まで＠20％

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第五話

『本当の理由』


あの日以来、秘峯医仙は妙に落ち着きが無くイライラした様子で、守衛を呼び出して怒鳴り付けている。

特に三道は徐寧の監視役を任されていたので、呼び出される事が多かった。

「もう我慢ならん　ただでさえ正邪戦の開催が増えて、褒賞の配布で忙しいのに・・・
奴の女の面倒まで何故見ねばならんのだ！プンプン！」

「三道そう怒るな　一番可愛そうなのは徐寧ではないか」
守衛隊長の李釈林は、そう言って三道の肩を軽く叩いた。

そうなのだ、彼女は城から出る事を許されず四六時中監視されていた。
そのため日が経つにつれ、徐々に口数が減り　笑顔も消えてしまう。

すると十日も経った頃、ついに家の中に引き篭もってしまった。
心配になった秘峯医仙は彼女の監視をやめさせたが、何日経っても彼女は姿を現さない。
「やり過ぎた事をしてしまったな」そうつぶやくと深く反省した。




入道は、いつもの様に稽古に励んでいる。



と、そこに一人の女性が駆け込んで来た。


そう

『徐寧』である。

彼女は元気の無い振りをして、監視の目が和らぐのを待っていたのだ。
そして、隙を見て城から逃げ出してきたのである。

今、頼れるのは入道しか居なかった・・・　いや入道に頼りたかったのかもしれない。
とにかく彼女は、そこにいた。

そして慌しく口を開くと入道に言った。

「もう一度、金川へ連れて行って！」

以前のような懇願する目ではなく、何かを決意した強い目付きで。

「どうした？何かあったのか？」
何とかなだめようとしたが、彼女の勢いと真剣な眼差しに断る事が出来なかった。


徐寧は、以前金川へ行きたいと秘峯医仙に何度も何度も言った、しかしその度に理由を付けては断られていた。

そして先日の態度・・・　



その時に確信した。

「金川に何かがある」と




金川に着くと直ぐに彼女は走り出す。

「オイッ！待て！危険じゃよ！」

追いかける入道

さらに走る徐寧

そして二人を追いかける黒い影









「うわっつ！また」

「だから待てと言っているんじゃよ」



それから暫く走り回った後、金川大虎の前で急に立ち止まった。

「何か、見覚えがある・・・　思い出せそう・・・」

徐寧がポツリとつぶやく。

「ん？何を思い出せそうなんだ」

入道が聞いたが、徐寧は何も答えない・・・　そればかりか脱力した表情で大虎を見つめている。

もちろん徐寧の言葉は気になったが、何も聞かないでおこうと入道は思った。

「さあ　帰ろう。　秘峯医仙が待っているぞ」




帰り道、ずっと沈黙していた徐寧が静かに喋り始めた。

「実は私、10年ほど前の記憶が無いのです」

「そう10年前に金川で倒れている私を見つけて秘峯医仙が助けてくれました、私・・・　彼と一緒になる前に、自分が本当は誰なのか知りたかったの」

続けてそう言った。

入道は何が何なのか理解できずにいる。

「彼はとてもやさしい人だけど・・・　凄く冷たい目をするときがあるの、でも・・・」

「でも、入道様はどこか温かくって一緒にいると何故か安らぐの」

徐寧はそういって入道に抱きついてきた。

その二人の背後には、眩しい程きらびやかなネオンが輝いていた。



そして、ネオンの中へと消えていく二人・・・


第五話　完

次回　『悦び』